
今回は、コンセント一体型のモバイルバッテリーとして爆発的にヒットした「Anker PowerCore Fusion 5000fa-external-link」の新モデル「Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-link」を購入したのでレビューしたいと思います。


こんな人に読んでほしい
- Anker PowerCore III Fusion 5000のサイズや重さは?
- Anker PowerCore III Fusion 5000の充電性能は?
- Anker PowerCore III Fusion 5000の機能や特徴は?
- Anker PowerCore III Fusion 5000のイマイチなところは?

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Anker PowerCore III Fusion 5000のスペック

製品名 | 容量 | サイズ | 重さ | 端子 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-link | 4850mAh | 約78 x 71.5 x 30mm | 約176g | USB-C(出力)x1、USB-A(出力)x1 | 2020年3月 |
Anker PowerCore Fusion 5000fa-external-link | 5000mAh | 約72 x 70 x 31mm | 約189g | USB-A(出力)x2、マイクロUSB(入力)x1 | 2016年8月 |
旧モデルとの大きな違いはPD対応のUSB-C端子を搭載しているところ!

サイズが数ミリ大きくなっていたり、バッテリー容量がやや少なくなってはいますが、PDに対応したこと以外は旧モデルと大きな違いはないとも言えます。
購入を検討した他のモバイルバッテリー

「cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh with Power Delivery 18Wfa-external-link」もPD対応かつ5000mAhでサイズもAnker Power Core III Fusion 5000よりかなりコンパクトですが、カラバリが黒しかなく、白いものが欲しかったので断念。
「iWALK 超小型 モバイルバッテリー 4500mAh (USB-C)fa-external-link」はミニマリストに人気のスマホに直接挿すタイプの珍しいモバイルバッテリーで、ケーブルが不要なので持ち運びにめちゃくちゃ便利そうだなと思いましたが、PD(急速充電)に対応していないので断念。
↓ちなみにiPhone用もあります。
とまあ色々購入を検討した商品はありましたが、結局のところコンセント一体型のモバイルバッテリーを使ってみたかったというのが「Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-link」を選んだ最大の理由ではあります。笑
Anker PowerCore III Fusion 5000開封レビュー

箱の中身はこんな感じ。バッテリー本体と付属のポーチ、あとは説明書です。
Anker PowerCore III Fusion 5000の付属ポーチ
付属ポーチの大きさはAnker PowerCore III Fusion 5000fa-external-linkよりもだいぶ大きく、ケーブル類なんかも一緒に入れることが可能です。
外側は温かみと高級感のある質感ですが、内側はサラっとした手触りになっていて良いなと思いました。
Anker PowerCore III Fusion 5000のサイズと重さ
それでは次にAnker PowerCore III Fusion 5000fa-external-linkの本体を見ていきましょう。
本体サイズは約78mm x 71.5mm x 30mm
重さは180g(公式では約176g)となっています。
手のひらサイズと言えば確かにそうですが、正直5000mAhのモバイルバッテリーにしては大きいかなという印象です。
(重さは普通。軽くも重くもない感じ。)
スマホ(Galaxy S20)と比較してもこのくらいのサイズ感があります。
ボディバッグに入れてみると、Fusion 5000とワイヤレスイヤホン、長財布とケーブルでいっぱいいっぱいかなという感じなので、持ち運びの際にはもう少し大きめのバッグの方が邪魔にならないと思います。
あわせて読みたい
Anker PowerCore III Fusion 5000の質感
Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-linkの表面は全体的にツルツルとした光沢感のある仕上がりになっていますが
電源ボタンと充電端子のあるこの面だけはマットな質感になっているので、どうせなら全面ツルツルのほうが良かったかなと感じました。
(白でマットだと汚れが残りやすそうなので。)
Anker PowerCore III Fusion 5000のプラグ部分
Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-linkの最大の特徴とも言えるプラグ部分は、先が少し出っ張るようになっているので
片手でも割とスムーズに出し入れが可能です。
本体サイズが割と大きいので、コンセントの下側が埋まっているとプラグが挿せないので注意しましょう。
(上下入れ替えれば良いだけですが。笑)
Anker PowerCore III Fusion 5000の充電性能は?

Anker PowerCore III Fusion 5000の充電(出力)端子
Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-linkの充電端子はUSB-AとUSB-Cの2つで、どちらも出力専用(ここからバッテリー本体の充電は出来ない)となっています。
端子 | 充電性能 | 特徴 |
---|---|---|
USB-C (出力のみ) | 5V=3A, 9V=2A (最大18W) | PD対応、PowerIQ3.0搭載(QC3.0対応) |
USB-A (出力のみ) | 5V=2.4A (最大12W) | 定電流モード搭載 |
※2ポート同時使用時は合計最大15Wまで
PDとかQCって何?
- PD=Power Delivery(パワーデリバリー):従来のUSB-AやマイクロUSBに比べて10~20倍のパワーがある(計算上)
- PowerIQ:ANKER独自の高速充電技術
- QC=Quick Charge(クイックチャージ):Qualcomm独自の高速充電技術
↑全部ひっくるめてなんか結構充電が速い流行りのやつって認識でOK
Anker PowerCore III Fusion 5000の充電速度
うちのGalaxy S20の場合USB-CとUSB-Aどちらに接続しても急速充電という表示が確認できました。

Anker Power Core III Fusion 5000でGalaxy S20を充電(USB-C)

Anker Power Core III Fusion 5000でGalaxy S20を充電(USB-A)
iPhoneをお使いであれば、USB-C単体で使用した場合には「iPhone11をわずか30分で最大50%まで充電可能」とのことです。
ちなみにスマホを急速充電するためには、ケーブルも急速充電に対応したものにする必要があるので注意しましょう。
私はFusion 5000と一緒にこのANKERの充電用ケーブルも購入しました。

Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.3m ホワイト)

Anker PowerCore III Fusion 5000の本体充電について
本体のバッテリー残量は電源ボタンを押すと4段階で表示してくれます。
LED点灯数 | 本体バッテリー残量 |
---|---|
1個 | 0~25% (0%に近づくと点滅) |
2個 | 26~50% |
3個 | 51~75% |
4個 | 76~100% |
Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-link本体の充電はコンセントからのみとなっていて、約2時間40分で完了します。

ちなみにAnker PowerCore III Fusion 5000fa-external-linkを充電器として使用する場合には、先に接続端末(スマホなど)を充電してから、Fusion 5000のバッテリーを充電するようになっています。
USB-A端子には定電流モードを搭載
USB-A端子には定電流モードも搭載されていて、電源ボタンを2回(または2秒長押し)でモードが切り替わります。
(定電流モード時は一番左のLEDが緑に点灯します。)
定電流モードがあるとワイヤレスイヤホンやスマートウォッチといった小型デバイスを適切な電流値で充電できるので便利です。
(こういった端末を大きい電流で充電すると発熱や故障の原因になります。)
PD対応、定電流モード搭載で万能なコンセント一体型モバイルバッテリー「Anker PowerCore III Fusion 5000」
ということで今回は、コンセント一体型のモバイルバッテリーとして爆発的にヒットした「Anker PowerCore Fusion 5000fa-external-link」の新モデル「Anker PowerCore III Fusion 5000fa-external-link」をレビューしました。
PowerCore III Fusion5000のココがイイ!
- コンセント一体型のハイブリッドタイプ
- 充電器としても使えるので荷物が減る
- 急速充電(PD:Power Delivery)対応
- 定電流モード搭載
- 白くてツルツルしててカワイイ
ココがイマイチ
- 5000mAhのモバイルバッテリーとしては大きめ
- 本体充電がコンセントからのみ
